夜尿症(おねしょ)——「待つ」だけではありません

「小学生になってもおねしょが続いている」「林間学校が近づいてきて、本人も気にしている」——夜尿症はデリケートな悩みだからこそ、ご家庭だけで抱え込まないでください。治療という選択肢があります。

どんな病気?

5〜6歳を過ぎても、夜間のおもらしが月に数回以上続く状態を夜尿症といいます。決して珍しいものではなく、小学校低学年ではクラスに数人いる計算になるといわれます。本人の努力や育て方の問題ではなく、夜間の尿量と膀胱の発達のバランスによって起こります。

受診の目安

  • 小学生になってもおねしょが月数回以上続いている
  • 本人が気にし始めている、自信をなくしている様子がある
  • 宿泊学習・林間学校などの行事を控えている
  • 昼間もおもらしやトイレの近さがある(別の原因が隠れていることがあります)

当院でできること

まず、夕方以降の水分の摂り方、就寝前の排尿、規則正しい生活といった生活指導から始めます。それでも改善が不十分な場合は、お薬やアラーム療法を、お子さんとご家族に合わせてご提案します。